ふかや精肉店

創業者である深谷一代社長は、18歳の頃に戦時中疎開に来ていた人の紹介で浅草の「ふくや」へ丁稚奉公へと出向いた。４年間住み込みで働いて、基礎的なことを全部教んだ。修行を終えてからは豚買いに夢中となったり、色々な世界を見た。そしてミートショップ鈴政で支店長などを経て、ふかや精肉店を創業する。深谷社長が30歳の時である。

センターにいるのが、創業者である深谷一代社長。左側が深谷社長を支え続けている奥様。そして右側が後継者である息子の隆浩次期社長である。ここに行ったらお肉について何でも聞いてみると良い。どんな食べ方をするのかを話してみればすぐに最適なお肉を教えてくれる。お肉のマイスターは今までも、そしてこれからも人間に必要不可欠な、とても貴重な存在だ。
隆浩氏は駅とは無縁ながらも若手の経営者が続々と出店するこの奇跡の商店街、エルロード商店会の会長も務められている。商店会にとってもなくてはならない存在だ。